現場も経営も見える化!kintone×弥生販売のスムーズな連携で業務効率が劇的に向上

株式会社ヤスオカ様は、大阪府柏原市に拠点を置く、機械設備の製造・受託加工を行う企業です。
圧延機やレーザー加工機、走間寸法測定器などの設計・製造を手がけ、金属加工に特化した三次元微細レーザー加工技術や精密レーザー溶接技術の開発にも注力しています。
以前使用していた販売管理システムは、サーバー更新費用の高額さやPCの利用制限により非効率でした。
案件情報はkintoneで管理していたものの、販売管理システムと連携できず、同じ情報を二重入力する手間が発生していました。
そこで、販売管理システムを「弥生販売」に切り替えると同時に、連携可能な「Focus U 顧客管理 for 弥生販売」を導入。
スムーズなデータ連携により、業務効率が大幅に向上しました。
今回は吉原様に「Focus U 顧客管理 for 弥生販売」のご活用方法についてお伺いしました。
Focus U 顧客管理 導入の経緯
サーバー更新費も二重入力も不要に!kintone連携で、全社員が販売情報を共有・活用
(1) 導入までの経緯や課題となっていた点などを教えてください。
以前使用していた販売管理システムは、サーバーの更新に高額な費用がかかる上、特定のPCでしか利用できず、全社員での情報共有が難しい状況でした。
一方、全社員が使用するkintoneでは案件情報を管理していたものの、販売管理システムとの連携ができず同じデータを両方に入力しなければならない手間が発生していました。
システム管理費用の削減と情報管理業務の効率化のため、貴社システムの導入を検討することとなりました。
“つながる仕組み”で、業務が変わる。
kintoneと弥生販売の連携が、現場の理想をカタチに
(2) 導入のきっかけや決定理由、また導入段階で苦労された点があれば教えてください。
案件情報をkintoneで管理していたため、販売管理システムの導入時にはkintoneと連携できるシステムが必須でした。
そんな中、弥生販売とkintoneを連携できる「Focus U 顧客管理 for 弥生販売」を知り、導入を決定。
同じタイミングで弥生販売を導入しましたが、スムーズにデータ連携ができ、これまで行っていた二重入力の業務負担が大きく改善されました。
設定時には細かな調整は必要でしたが、丁寧なサポートのおかげでスムーズに運用を開始できました。
システム構成の概念
お客様のパソコンにインストールした連携プログラム「Focus U Port for 弥生販売」を使用し、1時間ごとに「弥生販売」から「kintone(Focus U 顧客管理)」へ台帳や伝票データを同期します。

Focus U 顧客管理 × 弥生販売 連携の効果
納期も原価も“見える化”。
Focus U 顧客管理で仕入・外注情報を一元管理し、業務の効率と透明性が大幅アップ
(3) 現在のシステム活用方法を教えてください。(誰が、いつ、どのように、どれくらいの頻度で使っているか、など)
当社では、顧客や仕入先の情報、受注案件の管理に「Focus U 顧客管理」を活用しています。これにより、社員全員が必要な情報をいつでも自分のパソコンで確認できるようになりました。
従来、現場では担当者ごとに紙ベースで納期を確認していましたが、kintoneのカレンダー機能を活用することで、納期確認やスケジュール管理がスムーズになりました。
また、仕入・外注情報を一元管理することで、現場での確認作業が大幅に効率化されました。さらに、案件ごとの原価集計も簡単になり、業務の透明性が向上しました。
現場で“今”が分かる安心感。
Focus U 顧客管理で粗利も業績も見える化、時間も手間もグッと削減!
(4) システムを導入したことにより解決された課題や効果を教えてください。また便利な機能や使いやすい点などあれば教えてください。
これまで事務担当者に確認しなければ分からなかった情報が、現場でもすぐに確認できるようになり、作業効率が向上しました。
また、受注入力時に粗利額が表示されることで、業績を把握でき、経営判断に役立っています。
さらに、弥生販売が特定のPCでしか扱えないという制約も、Focus U 顧客管理を活用することで解決。
どこからでも情報を確認できる環境が整い、業務の幅が広がりました。
“これもできるかも”が広がる可能性。
kintone連携×Focus U 顧客管理で、業務にフィットした進化を続ける
(5) 今後考えているシステム活用の展望や拡張したい機能についてお聞かせください。
当初は一部のアプリのみ利用する想定でしたが、実際に運用を始めると「これも活用できるかも」と利用範囲が広がりました。
kintoneの他のアプリと連携することで、さらなる業務効率化が実現できる点も大きなメリットです。
自社の業務に合わせて自由に設計できるため、課題が発生した際にも柔軟に対応できます。
今後もFocus U 顧客管理を活用しながら、より便利な業務環境を整えていきたいと考えています。