Focus U ブログ
自社のフローを極力崩さず、顧客管理の仕組みを取り入れる方法
前回は、顧客管理の基本部分について解説しました。顧客管理とは?導入することでどんなメリットがあるの?といった方は、まずは下記の記事もご覧ください!
↓ ↓ ↓
> 今さら聞けない「顧客管理」とは?導入のメリットと運用のポイントについて
今回は、様々な顧客管理システムがそれぞれ持っている特徴についてお話しします。
パッケージ?それともスクラッチ?

世の中には数々の顧客管理システムがありますが、ざっくりと2つに分けると"パッケージ開発の顧客管理ソフト"と"スクラッチ開発の顧客管理ソフト"に分類できるかと思います。
パッケージ開発の顧客管理ソフトであれば、以下のようなメリットがあります。
- 導入してすぐ運用がスタートできる
- 費用が比較的抑えられる
- ユーザー全員が同じソフトなので、Web上にヘルプやFAQなどが充実しやすい
ただし、パッケージとして固まっているため、例えば「うちの会社だったらこの名称に変えたい!」や「もっとこういった項目名が欲しい!」といった追加・編集が容易にはできない場合が多いです。実際に使い始めた後で、痒い所に手が届かないといったケースですね。
一方で、パッケージソフトとは対照的なスクラッチ開発という手段もあります。スクラッチ開発の顧客管理ソフトであれば、以下のようなメリットがあります。
- 自社オリジナル仕様に開発できる
- 自社にフィットしているため、長期間にわたって使い続けられる
- 運用後の追加開発が可能
ただし、こちらも場合によっては費用が高額になってしまったり、開発期間の長さによっては運用スタートが遅くなってしまうケースがあります。また、依頼をした外部の開発会社がずっと保守をしてくれるのか?あるいは担当者が退職した際にしっかりと引き継げるのか?といった問題もあると思います。
パッケージとスクラッチ、どちらも一長一短ですね。
Focus U 顧客管理で自社仕様の顧客管理に育てましょう!

Focus U 顧客管理は、kintone上で動作する顧客管理システムです。
もっと簡単に言うと、「カスタマイズ済みのkintoneアプリセット」とお考えください。
ということは、Focus U 顧客管理はパッケージに分類される?とお考えの方もいると思います。
確かに入り口はパッケージです。しかしベースがkintoneですので、項目名を変更したりレイアウトを変更したり、そもそも項目自体を追加したりあるいは別のアプリを追加したりといった、自社に合わせたカスタマイズを行うことが非常に簡単にできます!
また、kintoneはある程度の範囲であればノンプログラミングでカスタマイズできるよう設計されているため、導入後に自分たちでどんどん自社仕様にカスタマイズしていって「育てていく」ことができます!
まとめると、最初はパッケージとして導入し、その後でスクラッチのような軌道修正、追加開発がユーザーレベルでできてしまうのです!もちろん、プログラミングを必要とするようながっつりとした開発にも対応できます。
連携オプションでさらに広がります!
プラットフォームであるkintoneは、とにかくサービス間をつなぐハブとしてとても優れています。AというサービスとBというサービスを連携させたい際に、直接つなぐことが難しい場合も間にkintoneを挟むことで繋がることがあります。
弊社のFocus U 顧客管理も、例えばCTI連携をすることで、電話がかかってきた時に電話番号で瞬時に自動検索して顧客情報を表示させたり、あるいはチャットツールと連携することで、誰かがkintone上に問い合わせ内容を記録・更新した時に、その通知をチャットツールにリアルタイムで通知するといった使い方もできます!
弊社がご提供している連携オプションやkintoneプラグインの種類などは、下記リンクからもご確認ください。
業務上必要な情報を、一番必要なタイミングで、それを必要としている人のもとに届けるクラウドサービスです。「タイムレコーダー」「給与明細」「顧客管理」「販売管理」に続き、続々サービス計画中です。